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「俺ばっかり孤独かよ、非道な世の中だこと。」
歩くたびに地が後ろめく、そんな印象を持つ恐ろしい威圧感。
現にこの広大な砂漠の砂は彼の周りを僅かながら避けている。
後ろの砂が盛り上がる。
「キシャアアアア!」巨大なラヒが後ろから襲い掛かってくる。
一瞬で振り向きそれを見つめた・・・というより睨むというのが正しいのだろうか。
「腹減ってるのか?」
ラヒは彼に返答するような雰囲気で鳴いた。
するとまるで全て分ったように水を差し出した。
「もう人襲うんじゃねえぞ。」頭を撫でその場を去った。
「破壊神が猛獣救命ですか?下らない。」
目の前からこちらに近づいてくる。
「おぉ。孤独な相棒に救いの手かい?キャステイキ。」
首を少し振ると「そんなつもりは無いんですよ、カノン様の命令です。」
「実はカイルの血が見つかったので今すぐにでも貴方に来て欲しいとのことで。」
彼は驚愕した。
まさか・・・そんな簡単に・・・そう言いたげな目だった。
「分った。カノン様の命令ならすぐに戻るよ。」
「あ、それと・・・」そういったキャステイキは付け足すように彼に「不器用な貴方じゃ気付かなかったでしょうが誰か貴方のことつけてますよ?」と言ってすぐにその場を去った。
その言葉を聞いた途端に周りを見渡した。
後ろに明らかにこそこそして乾燥地帯に生える植物に隠れ・・られて居ない女性がいた。
「ばれちゃいましたね、ニュクス様。」何であんな簡単なのに気付けないんだ俺!
そんな雰囲気で女性を見つめた。
ん?あれ?
「おまッ!テラじゃねえか。何で尾行なんてしてんだ?」
ニュクスと呼ばれたそれは聞いた。
「だって・・お邪魔しちゃ駄目だと思いまして。」
随分雰囲気が変わったと思った。
昔の女性戦士という雰囲気より寧ろ女の子、と言った方が良い。
「ニュクス様、今回はこの島で何を為さるんですか?」
彼は言葉を出すまで少し時間をかけていた。
テラはとても楽しみに答えを待っている。
「何故部下に其処まで説明するんだ?」
テラにその言葉は深く突き刺さった。
「俺はカノン様を守るために今この島にいる、お前は俺の部下でありカノン様の部下でもあるんだ。
そしてそれを自覚しきれないのなら消えてくれて構わない。」
でもっ!そういおうとする彼女に付け足した。
「部下が上の思想全てを把握する必要はない、俺の人形で無いならお前などいらないんだ。」
彼は変わってしまった、テラは悲しみに暮れながら静かに人形となることを受け入れた。


to be continued…

本日三回目の更新でスト一回書くスピードの速さから察してくださいねw
今日一気に五話書きましたのでとりあえずストックをここまで出しときます。
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2008.03.15 
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