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剣は空を歪めるが決して商人には当たらない。
「遅いってば。」
軽々と余裕を見せて商人はステップでも踏むかのように避けていった。
避けられる度敵はイラついた表情になっていく。
それが使う剣は当たる事はない。
フェルウもそう感じ、安心しきっていた。
「おいおい・・遅いって聞こえなかったか?」
「聞こえなかったね♪」
何だこの余裕?商人の頭に不安がよぎった。
途端に彼の踏むステップは明らかにリズムが変わり彼の剣に青白い光が纏われた。
「あ、動きが変わった。」
こいつ・・・・手慣れだ、それも相当場数を踏んでる。
彼は一気に舞い上がると回転するように地へ降り、蹴りを入れた。
続けて両腕の剣を斜めに切り下ろし膝を入れる。
この連続攻撃に堪らず敵は吹っ飛んだが商人の心境としてはまだ安心しきれていなかった。
何故か?―――――――アレほどまでになれたよう酢の物がこうも簡単に倒せるわけが無い。
不信感が募ったが敵は一向に立ち上がらない。
「何時まで寝たふりしてるつもりだ?」
少しでも反応すれば一気にたためば良いしそうでなければ・・・・・遅かった。

「雑魚め。」

商人の背中を押し曲げ左腕に持った剣を刺した。
「何・・俺もある程度なれてるんだよ。」
血が噴出す左腕に見向きもせず足を後ろに上げた。
腹に入ったが敵も怯まず彼の首元を掴み地に叩き付けた。
一瞬焦点が完全にブレ、目が開いた頃には左腕にもう一刺し加えられていた。
完全にマウントポジションを取られていたため飛び上がり宙で回転すると背から敵の剣を奪った。
「それで買ったとかいわねえよな」
冷酷な眼つきで商人を睨んだ。
「何か用があるのか?売るぞ?」フェルウが寄り添ってきた。
そして「さっき売り切れたよ」と耳打ちした。
首を振りさらりとまだあると言った。
何気にフェルウは結構ショックな様子だったが、気にもせず離れるよう指示し会話への姿勢で敵を見つめた。
「あぁ・・・忘れてた。今回はお前等ラルの殲滅じゃなくて協力だった。」
あえて挑発的な口調で気になるようなことを言っていたようだが商人は気にもしない。
「誰の命令だ?」
「んあ?メモリーコントローラー様だよ。簡単に言うならニュクス、ニュクス様。」
「まさか・・・・・何故だ?」商人のある意味お気楽といえる目が一気に鋭くなった。
「さぁ?お友達を救いたいんじゃないの?ね、パザフィーラー様♪」


to be continued…
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2008.03.15 
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