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ここへ来て間もない俺だが一つだけ言わせて貰おうか。
多分、キャンディ重工は変人が多い。
エルなんかはその代表と言えるだろうが、メリューのほうもまた相当なものだ。
とりあえずティスティーとの喧嘩を丸めようと出たジェインさんの言葉を聞き入れはした。
しかし、「よろしく」と手を差し出すと、首を動かして執事を動かし、握手をさせた。
更に目の前で堂々と「手袋を付け替えなさい」などと命令をするほど。
それに、俺に荷物を運ぶ事を頼んできたので、手伝ってやろうとしたらいきなり除菌スプレーをかけられた。
まだある。部屋に運んだ荷物の中の多くはぬいぐるみ。実に可愛いじゃないか。
そう思ったがよく見るとおかしい。
針を刺されてたり、縛られたり、明らかに手が加えられている。
ただし、理由は聞かない。
絶対面倒に巻き込まれるだけだ。
そのまま部屋から外へ出ると、ティスティーが話しかけてきた。
「ちょっと。」
そういうと階段をすたすたと上っていく。
あ、ここはジェインが恐ろしがっていた……。
上がってみると、シンプルな部屋がある。中々に整理もされている。
机の上には多くの設計図らしきものがおいてある。
「これは?」ティスティーが振り向くと、あぁ、と言うような表情をした。
「それは設計図よ。」あ、やっぱり。
アームヘッドとかが好きな俺からすればコレはなんとも嬉しい。
「最近は私の頭が回らなくてね、外観が決まらないから仕事してるところ見たこと無いかもしれないけどパレットもエルも設計担当なのよ。」
え、そうなのか。
パレットさんは分ってもエルってそういう才能があるのか。
「私が外観、パレットが本体、エルが武器って感じなんだけどね。」
そこにおいてあるフォイボスのようで、羽があるAHの姿がとても美しく見えた。
「コレって誰のための物なんですか?」
「ん、わかんないんだけどね。それは例外で、村井研究所ってトコと共同で考えてたサンメサイアって言うんだけど、いまいちイメージが纏まらなくて。漠然としたイメージなんだけど。」
すごい、格好良い。
ティスティーが押入れの中をあさくりまわす。
あまり見ちゃいけないと思いつつも、つい見てしまうと中身は荒れ放題で、なんとなく自分自身とリンクして見えた。
「お、あったあった。」
なんだ?期待を込めて何かプレゼント!みたいな?
しかし、渡されたのは――――銃。
「あのアマの首を落とすわよ。」
えぇ!?
「ちょ、それはさ、無いんじゃないすか?」
「アリよ。」アリじゃねーだろ。
「そ、それより、俺ツイ・リッチーチさんのこと気になるんですけど!あの人のAHって凄いって聞いて。」
急に表情に不安が満ちる。
いつもは自信過剰で自己中心的なタカビーが恐怖で普通の少女のようになっている。
「…………アイツは最低よ。」
ん?なんだろう。考えているとベルが鳴った。
クソッ、出撃か。
「うそ、このタイミング?」ティスティーの表情が曇る。焦りを感じる。何かあったんですか?ときくと恐ろしい答えが返ってきた。
「いま、アンタとメリュー以外に戦える人間いないんだけど。」

to be continued……

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2008.09.16 
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