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いとも簡単に自慢の剣が二本とも折られた。
―――――――馬鹿な!
あんな戦闘力の機体、まして量産機をキャンディ重工以外が作れるものなのか!?
「調子に乗ったなパシリボーイ!」やけにジェインさんが上機嫌なのは今まで予備の専用フォイボスだったものからMk-Ⅱに乗ったからだろう。
同じ名を持つものでも、こちらが剣で戦うのに対し、寧ろジェインさんは銃メイン。
大きく戦闘スタイルは違う。
こちらも肩のレーザー砲を使い応戦する。
今でこそ一応やれているがエネルギーが切れるのも時間の問題だ。

何とか一機一機消していく。
しかし、敵も応戦してくる。
気がつけば機体は傷だらけとなり、限界も近かった。
増えていく敵にあっけを取られていた。
すると急にバチン!と張り詰めたゴムが切れたような音がした。
エネルギーはまだ切れてないはずだ、だが音と共にレーザー砲は動かなくなった。
すぐに謎は解けた。
目の前にはノア、つまりパーレルが居たのだから。
「そんな愚図アームヘッドとこちらの最強アームヘッド軍とが対等に戦えると思うな。」
そういうと右腕の大きな剣でアームホーンを狙ってきた。
間一髪で避け、頭を胴に突き刺す。
「戦い方が重要だと思うんだがな。」
しかし、全く動じない。
コレが罠だと気づくのは十分に手遅れとなった時だった。
肩の発射口が小刻みにゆれ、一瞬にして弾けた。
近いからこそ完全な位置への攻撃を可能とした。
背中の装甲が割れた。
機械やコードの隙間からは地面が写っていた。
頭が胴に刺さった状態のままノアはバーニアをフルに使い前方へ押し遣る。
「クソ……このままじゃ!」重工に突っ込む!?

大きな爆発音の後フォイボスは倒れた。
目の前にはバーニアを破壊され、胴の落とされたノアがあった。
「雑魚はすっこんでろ。」緑色のアームヘッド。
ミノタウロスは手に直接ついた斧をノアに振りかざした。
しかしノアは間接部から煙を大量に放出し、視界が晴れたときには消えていた。
「ガキとじゃれあったり、女といちゃついたりするのはパイロットの仕事じゃない。そんなくだらないことしている暇があったらそいつを扱えるようになったらどうだ?」
クソッ!
何も言い返せ無い自分に腹が立った。
ゆったりと、壊れた機体を重工へと向かわせた。
重たい足取りに、いまや自信など微塵もなかった。

to be continued……

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2008.09.06 
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