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「クロツェイル?」俺の問いにサバレルはすぐに答えた。
「ワイの姓や。」あぁ、それだけのことか。
「・・嘘やて、クロツェイル言うのはどうかを意味する古代語。つまりこのパワーアップの元や。」
な・・。
それじゃつまり奴の戦法は一切読めない、最初の時と同じなのか。
確かに俺も進化したが元々は奴の方が俺よりも強い。
逃げた方が良い・・・。
フェルウとパワフィーラーを手で呼んだ。
サバレルはこちらを上から見下している。
「俺が奴とやりあってる間にお前等は逃げ・・。」あまりに急でまったく頭が追いつかなかった。

そこには金色の槍をこめかみにねじ込まれた英雄がいる。

「・・・パザさん・・・・・・。」フェルウがつぶやいた。
次の瞬間に叫び声が森を包み込みサバレルのほうを向いた。
死か。
フェルウの肩をつかみ静かに前に出た。
「お前は許さないよ、サバレル。」
奴が間を置いてこちらに話しかける。
「お前もしかしてカルトスか?」
「喋ンな。」奴の腹に肘をめり込ませる。

叫び声が上がらない!?

「なんやなんや、ワイはこの程度じゃ死にやせんで。」
腹は硬化していた、いや、全体的にそうなのだろう。
どうすれば?
考えていると英雄を貫いた槍が俺の脚を串刺しにした。
「弱いなぁ、じぶん。」
「お前・・。」逃げる事すらできなかったフェルウをサバレルが掴みあげた。
「残念やったな。せいぜい自分の無力さでも怨みいや。」
奴が槍を振りかぶる・・・死ぬのか。
「でもな、ワイは自分の成長が楽しみなんや。まぁ自分がカルトスっていう過程での話しやけどな。」
「何故だ・・。」
その答えは正直自分には理解できなかった。
「それはな、カノンが言う自分を殺してほしい者・・・つまりそいつ以外に殺されるわけにはいかん奴が自分やからや。」
俺に殺されたい?
何故?
それは言葉に出た。
「それはまだ言えへんけど、待っとくわ。」奴はそう言うとわざとらしく紙を落として森の奥へ消えた。
紙を見るとそこには地図があった。
そこで俺の記憶は朦朧とし始めた。

to be continued…
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2008.05.11 
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